・オイルメンテナンス不足
ハンドピースを長く使うための一番の方法は日々のオイルメンテナンスです。
特にベアリング部分の磨耗の防止と血液やペーストなどを使用された後の汚れの付着や固着による動作不良や損傷を防ぐためには、
絶対にオイルメンテナンスは欠かせません。
オートクレーブ前はもちろん、患者様ごとに使用後あるいは休み明けなどには必ず行って下さい。
スプレー給油オイルメンテナンスにより、回転部のベアリングギアの摩耗の芯ブレ・振動の軽減、
入り込んだ汚れ等を押し出す洗浄効果が期待できるため、故障の症状をある程度予防することができます。
ご参考までに
日々行って頂く注油は、ハウジング内部を清掃します。ベアリングやインペラー(羽)を回転不良の原因となる
サビや劣化を防ぎます。しかしながらチャック内部の汚れは通常の注油では汚れを取り切ることが出来ません。
バーを掴むチャック部分の汚れを取り除くには先端部より注油する必要があります。
下記写真のように、先端が三角形状のチャック用ノズルを取り付け、バー差込部より注油します。

・高負荷をかけて削ってしまった場合
金属冠の除去をタービンで押し付けた場合などに発生します。
故障する原因で、最初に挙げられる部位は前ベアリングです。
切削時は高速回転しているがゆえに、前ベアリングに大きな切削圧がかかります。
前ベアリングは作用点(切削部)をささえる支点になり、部品の中でも特に重要な役割を行っています。

ご使用時はフェザータッチを意識してご使用をお願いします。
・フットスイッチから足を離した後、バーの回転が止まっていることを確認せずに、バーを抜いてしまう
バー回転中にプッシュボタンを押すことで、カートリッジと接触し破損、破折、発熱、バー脱落などの症状が出てしまいます。
必ず止まっていることを確認して、バーを取り外して下さい。
ハンドピース・コントラを長く使用する上での注意点等はありますか?を参照して下さい。